株式会社ドゥ・ハウス(以下、ドゥ・ハウス)は、『テンタメ』を通して消費者を店頭に誘導する店頭プロモーション支援をしています。コロナ渦によりメーカーからの依頼は約1.5倍に増え、テンタメのニーズが高まる中、2020年10月よりレシート買取アプリ『ONE』との連携をスタートさせました。同社執行役員の石尾氏に、ONEとの取り組みの内容や成果について、お話を伺いました。

「レシート」という共通の事業で、コロナ渦で加速した需要を満たす

——貴社の運営するポイントサイト『テンタメ』について教えてください。
テンタメは、消費者を店頭に誘導する仕組みを作ろうと2010年に開始した、店頭プロモーションサービスです。テンタメに掲載された商品のレシートと感想を提出するだけで、消費者にポイントが貯まるという仕組みによりサンプリングを行い、商品のPOS向上、トライアー獲得をサポートします。これまでポイントサイトなどと連携することで会員数を増やし、現在は会員数160万人、連携メディアは30近くにまで拡大し、最大リーチ数は3,500万人にのぼります。

——なぜONEと連携することになったのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響でクライアントからの需要が高まり、リーチ数を増やすことでテンタメのプロモーションにより価値をつける必要があったからです。テンタメのクライアントは食品・飲料メーカーが多いのですが、緊急事態宣言により店頭プロモーションができなくなったことで、試食や試飲の提供が困難になっています。予定していたプロモーションが中止になったり、オフラインでの接触ができなくなったりしたことで、掲載数は1.5倍くらい増えました。そこで、まずはお互いの事業特性である「レシート」を使ったプロモーションを始めることにしました。

会員数が劇的に増加し、クライアントの大規模なPOS上げミッションに成功

——ONEとの取り組みはいかがですか。
ONEは非常に相性が良いと感じています。テンタメは、消費者に店頭に行かせてトライアルさせる仕組みで、その際に購入したエビデンスとしてレシートを送っています。まだ連携したばかりですが、ONEのユーザーはレシートを撮影して送ることに理解があるので参加率が良く、滑り出しは好調です。

また、ONEのアプリが非常にシンプルな仕様なのもすごく嬉しいですね。ONEのアプリ内でもわかりやすくテンタメのキャンペーンを表示してくれているので認知されやすいですし、レシートを撮影してアンケートに答えるだけというシンプルさも、ユーザーが参加しやすいと思います。

——ONEとの連携により、どのような効果がありましたか?
去年はテンタメの会員数が87万人だったのですが、40万人以上がONEからテンタメ会員になってくれて会員が一気に増えました。連携してからの期間は非常に短いのですが、現在連携している約30メディアの中でONEの会員が一番多いですね。

また、飲料系商品でコンビニ限定の大規模な案件を実施したのですが、ONEのユーザーは連携したてにもかかわらず、大貢献してくれました。連携したては、どのサイトの会員も勝手が分からず参加しにくいと思いますが、ONEのユーザーはレシート撮影に慣れていたので積極的に参加してくれたので、すぐに連携の成果がでましたね。ONEはアクティブなユーザーが多いので、今後より効果が見込めると感じています。

レシートの可能性を広げ、マーケティング課題のソリューションを共創していく

——今後ONEと取り組みたいことはありますか。
テンタメの会員数もかなり増えてきたので、ONEのOCRと連携してより安定したオペレーションで稼働できるようにしていきたいと思っています。会員連携だけでなくOCRを共通のプラットフォームとして使っていけば、作業工数が半分以下になる予測です。これは近い将来実現したいですね。

また、これまでテンタメではレシートデータを購買証明としか使っていませんでしたが、ONEのデータは購買行動が追えるので、一過性のプロモーションだけなく、リピーターの把握やブランドスイッチの可視化など、様々なプロモーションの活用ができると思っています。特に、IDPOSでは実現できない「チェーンを横断した購買履歴」は、ONEのレシートマーケティングの大きな魅力の一つだと思いますね。例えば、実はコンビニで週1本しかビールを買っていなかった人が実は同じ商品をAmazonやコストコでケース買いしていることも分かります。そうすれば、サンプリングの後の効果の証明ができるようになります。

今後、オペレーション改善や様々なマーケティングの活用など、あらゆる可能性を感じています。

——テンタメとしての今後の展望を教えてください。
一過性ではなく、継続的なプロモーション支援を行っていきたいです。今は案件の多くがスポット支援になってしまっているので、商品のライフサイクルに合わせて一緒に戦略を立てたり、長期的にファンを育成していくパートナーになることが目標です。それを実現してくために、ONEのOCR連携による作業工数の削減と、購買履歴の分析に基づくプロモーションは非常に重要な役割になっていくと思っています。

現在は他のポイントサイトも含め、レシートに関わる案件を一手に引き受け媒体を束ねているので、ONEと協力してレシートの市場を拡大していきたいと考えています。ONEとの連携でレシートの価値を共感できたことで、まだまだレシートの可能性があると感じています。これから、レシートをどのように活用していけるかを話し合いながら、一緒にメーカーのマーケティングのお手伝いをしていきたいですね。

——ありがとうございました。

ONEでは、消費者の購買データを活用した分析やプロモーション、購買データの連携などを行なっています。ONEのデータ活用をご希望の企業様は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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