最近注目のペットボトルコーヒーから、今や定番となったコンビニコーヒーまで、どのコンビニにも様々なコーヒーが販売されていますが、消費者はコンビニでのコーヒー購入に対してどのような行動をとっているのでしょうか。今回はコンビニでのコンビニコーヒー・缶コーヒー・ペットボトルコーヒーの購買行動に着目し、レシート買取アプリ『ONE』で収集されたレシートデータをもとに3つのジャンルの比較・コーヒー購買のロイヤルカスタマーの分析結果をご紹介します。

キャンペーン概要

  • 期間8/18(水)~8/31(金)
  • レシート総数 132,791枚
  • 対象チェーン
    ・セブン-イレブン
    ・ファミリーマート
    ・ローソン
  • キャンペーン対象ジャンル・商品
    ※いずれも微糖など味は問わない。また、カフェラテなども含む
    ・コンビニコーヒー:7カフェ,ファミマカフェ,MACHIカフェ
    ・ペットボトルコーヒー:クラフトボス, タリーズコーヒー, ジョージアジャパン
    ・缶コーヒー:ボス, ジョージア, タリーズ, ワンダ, ファイア, UCCブラック, ダイドーブレンド

コンビニコーヒーを買うならセブン-イレブン

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上記のグラフはコンビニごとに3ジャンルのコーヒーの購入内訳を示したものです。ペットボトルコーヒーの購入割合は各コンビニチェーンで大きな差は見られませんが、コンビニコーヒーはセブン-イレブンとローソンで、缶コーヒーはファミリーマートでよく買われていることがわかります。

全世代から支持されるセブンイレブン

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次に年代別でコーヒー購買にコンビニの利用に差があるかを見てみました。全年代でセブンイレブンの利用が圧倒的に多いことがわかります。また、20代まではセブンイレブンの次にファミリーマートが利用されていること、また、30代はローソンの人気がファミリマートを上回って、コーヒー購買時にはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの順で利用されていることがわかりました。

ローソンの施策が効果大!週末はローソンの購入が増加

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各コンビニチェーンでコーヒーの購入が多いる曜日を比較してみました。グラフから分かる通り、金曜日から日曜日にかけてローソンでのコーヒー購入数が高くなっています。これはローソンが週末を中心に行っている施策が影響していると思われます。

例えば、4週連続週末にかけて行われた「ローソン夏の大作戦!」キャンペーンでは、MACHIカフェのアイスカフェラテが無料でもらえる施策を打ち、販売促進を行っていました。また、このキャンペーンの第3弾での対象商品であるプレミアムロールケーキによって、コンビニコーヒーだけでなく缶コーヒーやペットボトルコーヒーの売り上げも併売として伸びているのではないかと予測されます。

沖縄ではコンビニコーヒーがよく売れる

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上記のグラフは地域ごとに買われているコンビニコーヒー・缶コーヒー・ペットボトルコーヒーの割合です。グラフを見て特徴的なのが、沖縄県ではコンビニコーヒーが買われることが他の地域に比べて多いということです。これはコンビニコーヒーの発祥が沖縄県であることの影響と考えられるのではないでしょうか。沖縄県はアメリカ文化もある独自のチャンプルー文化のため、手軽で本格的なコーヒーを飲む需要からコンビニコーヒーが生まれました。

次に、そんな沖縄県のそもそものコーヒーの購買に着目しました。下のグラフは、沖縄でのコーヒー購買時コンビニ利用(左からセブン、ファミマ、ローソン)についての割合を見たものです。

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グラフから、沖縄県内の店舗数が一番多いファミリーマートではなくローソンでコーヒーを買われることが多いとわかります。ローソンでコーヒーがよく売れているのは、ファミリーマートのコンビニコーヒーの取扱いが10種類なのに対して、ローソンは26種類を取り揃えていること、また、最上級のコーヒー豆「ブルーマウンテン」のコーヒーといった本格的なコーヒーを扱っているからではないでしょうか。また、セブンイレブンの利用が1番少ないのは、2019年まで店舗が沖縄に進出していなかったためだと考えられます。

コーヒーは出勤シーン別に選び分け

ここまではコンビニチェーン別のコーヒー購買行動に注目してデータを見てきました。ここからはコーヒーのジャンルに注目して分析をしました。まず、時間帯別に各ジャンルのコーヒーの購入に違いがあるかを見ていきます。
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上記のグラフはコンビニコーヒーの購入数を表したグラフです。ランチタイムはお昼休みの12時台とされています。このグラフでは8〜9時台の購入が安定していますが、朝の通勤ラッシュのピークは8時台とされているため、早めに出勤した人がオフィス到着前に購入しているが多いと予想されます。15時以降の購入の減少が大きいのも特徴的です。また、各ジャンル共に12時のお昼時の購入が伸びていました。

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次のグラフは缶コーヒーのグラフです。朝は7〜8時、日中は12時に購入のピークが来ている事がわかります。朝のシーンとしては、出勤前や仕事の合間に時間をかけずに飲んでから、仕事に向かう・戻るという姿が予想されるのではないでしょうか。

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最後にペットボトルコーヒーの購入です。購入が伸びるのは缶コーヒー同様7〜8時と12時です。また、量が500ml以上の商品も多く、飲み切るのに時間がかかることも影響しているからか、18時以降の購入減少の幅は大きくなっています。

女性はコンビニコーヒーが好き

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上記のグラフから分かる通り、女性の方がコンビニコーヒーを買う割合が高く、男性は女性よりもペットボルコーヒー・缶コーヒーを買う割合が高いです。男性の方がコーヒーを持ち歩ける、もしくは手早く飲めることを重視しているのではないかと予測されます。

メルカリの段ボールとコーヒーは一緒に買われることが多い

コンビニでコーヒー3ジャンルが買われる時に、一緒に買われることが多いものベスト5を調査しました。1位は「メルカリ60サイズ段ボール」という意外な結果となりました。しかし、2位から5位を見るとコーヒーはお供の甘いものとしてアイス、息抜きとしてたばこを一緒に購入していると考えられ、4位の「やかんの麦茶」はコーヒー以外の飲み物も「ついで買い」しているパターンを示唆しているのではないでしょうか。そこから、1位のダンボールで荷物を出す際についでにコーヒーを購入していると推測されました。

1位:メルカリ60サイズ段ボール
2位;雪見だいふく
3位:ハーゲンダッツ インスタントコーヒー&キャラメルソース
4位:やかんの麦茶
5位:メビウス

ONEユーザーでコーヒー購入が多いロイヤルカスタマーとは

最後に、レシート買取アプリ『ONE』でコンビでコーヒーを買ったときのレシートをアップした人のデータから、以下のようなONEユーザーでコンビニでのコーヒー購入が多いロイヤルカスタマーが分析できました。

・男性
・40代
・沖縄在住
・製造業の会社を経営
・既婚
・子どもがいる

そんな人は

・コーヒーを買うのは火曜の8時と木曜の7時が多い
・沖縄はローソンが多いが、セブンイレブンでコンビニコーヒーを購入することが多い

おわりに

今回はレシートからコンビニでのコーヒー購買行動やロイヤルカスタマーの分析を行いました。『ONE』ではレシートの購買データから読み解けるデータを使って、通常のデータよりも更に具体的なシーンや購買背景を想定した情報収集が可能です。『ONE』でのレシートデータを使用するマーケティング施策を知りたい、話を聞いてみたいという方は以下からお問い合わせください!

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